ごきげんよう!ゆみりんです。
東京都には、江戸時代から続く歴史、文化、自然を兼ね揃えており、国と東京都の文化財指定を受けている9つの都立庭園があります。

全部都内ですし、少し早めのランチを兼ねての庭園巡りは、シニアにはちょうど良いお出掛けです!
時々訪れる築地には、浜離宮恩賜庭園がありますが、まだ行ったことがありませんでした。
まずは妹と、築地の浜離宮恩賜庭園に行くことにしました。
丸の内南口の大好きなKITTEでランチ!
東京駅には良く行きますが、ほとんど丸の内側で、特にKITTEは必ず寄ります。
今日は、地下のフードフロアにある伊達の牛たん本舗でランチにすることにしました。
牛たん定食の、塩とみそのミックス焼き、税込2360円でした。
むぎ飯とテールスープ付きです。

牛たん本来の旨味を引き出す定番の塩味と、オリジナルのみそで仕込んだ風味よいみそ味、どちらも炭火焼きで、香ばしい香りが口いっぱいに広がり、本当に美味しかったです!
むぎ飯の美味しさにもビックリ!
やはり、牛たんは歯応えがあるので、シニアは、あごを鍛えて臨むことをおすすめします(^。^)
浜離宮恩賜庭園の由来♪
浜離宮恩賜庭園は、徳川家綱の弟、松平綱重が海を埋め立てて屋敷を建築し、江戸時代には徳川将軍家の庭園として、鷹狩りや鴨場として使われて来ました。
その後、明治維新の後、皇室の離宮(皇居とは別に設けられた宮殿)となり、迎賓館として使われて来たそうです。
広さは250216㎡、東京ドーム5個分にも及び、牡丹、花菖蒲、紫陽花など、四季の花が咲き誇っています。

水上バスの発着場もあるんですよ!
大手門からスタート!
浜離宮恩賜庭園へのアクセスですが、大手門への最も近い駅は、都営地下鉄大江戸線の築地市場か汐留で、そこから徒歩7分くらいです。他にも新橋駅、浜松町駅からも徒歩で行けます。
私達は、東京駅から都営バスで築地3丁目まで行き、そこから築地本願寺と反対側に道成りに、左側は築地市場、右側は国立がん研究センターや朝日新聞本社などを過ぎて、10分くらい歩いて行きました。
大手門橋を渡ると、見事な石造りの門が迎えてくれます!
これが大手門です。

入園料は、一般が300円、65歳以上は150円だったので、私は150円で入園できました!
開演時間は、午前9時~午後5時、入園は午後4時30分までです。
休園日は、年末・年始(12月29日~翌年1月1日)で、みどりの日(5月4日)と都民の日(10月1日)は、無料公開日になります。
年間パスポートもあり、一般が1200円、65歳以上は600円です。

大手門を入ると、都会の中にこんな広い空間があるのかと驚きます!
平日にも関わらず、たくさんの人が訪れていることにも驚きました。
大手門から続く散策ルートの途中では、春は藤棚や桜を楽しめるようです♪
庭園の中には、歴代の将軍達が使用していた御茶屋がありましたが、それらの多くは焼失してしまっていました。
そのうち4つの御茶屋が再建され、中島の御茶屋では、中に入って茶菓を楽しめるようになっていました。
こちらは、平成30年に再建された鷹の御茶屋です。他の御茶屋と違い、茅葺きの屋根と中は土間になっていて、農家風の佇まいです。

こちらは平成27年に再建された燕の御茶屋。将軍専用のお休み処だったそうです。

広い庭園の中にいると都会の喧騒を忘れてしまいそうですが、カメラを向けるとほとんどのシーンに高層のビル群が借景に写り込みます。
海水を引き入れて造られた潮入の池に、小の字島と中島という小さな島があり、その島と岸を結ぶお伝い橋という、120メートルもある橋が掛かっています。

総檜造りで、途中、藤棚もあるとても趣のある橋です!

お伝い橋の中にある中島の御茶屋を目指します。

紅葉する木はあまり多くなくて、岸べりにツワブキが黄色い可愛らしい花をたくさん咲かせています。

庭園の至る所にツワブキが咲いていました!

中島の御茶屋でひと休み♪
庭園の中にある4つの御茶屋の中で、こちらでのみお茶をいただくことができます(^-^)

潮入の池に張り出しているウッドデッキの方でお抹茶をいただきました。まるで池の上に浮かんでいるような不思議な感覚でした♪

お抹茶は税込み400円。お菓子付きのセットもあります。
都会の喧騒が微かに伝わって来ますが、ほんのり海風を感じるような爽やかなひとときを、心ゆくまで堪能しました(^。^)
まだコロナ禍ですが、海外からの観光客もたくさんこちらでひと休みしていました。
中島の御茶屋を池の反対側から見た景色です。池に映る中島の御茶屋と高層ビルと紅葉……美しいですね〜(^。^)

潮入の池に面して、4つの御茶屋が見えます!

たくさんの見所がある中でも、お花などの季節に関係なく堪能できるのが、大手門近くにあるこの三百年の松です!
都内で最大級の黒松だそうです。

約300年前の六代将軍家宣が、庭園を大改修した際に植えられたと言われており、太い枝が低く地面に這うように張り出しています。

左側から見ると、迫力ある枝ぶりが分かります。
浜離宮恩賜庭園では、季節によって、桜や牡丹、花菖蒲、紫陽花、コスモスにキバナコスモスなど、色々なお花を楽しめます。
まさに都会のオアシス!
ゆっくり歩いてお茶も楽しんで、2時間くらいの散策でしょうか〜♪
シニアにはちょうど良いお散歩でした!
色々な季節に、またゆっくり訪れてみたいですね〜(^.^)
そして、他の文化財庭園へのお出掛けも期待でいっぱいです!
この歳で、楽しみなことがいっぱいあるって、何てステキなことでしょう〜*\(^o^)/*
まずは、足腰と歯と胃を鍛えて、たくさんの楽しみに備えましょう♪
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