ごきげんよう!ゆみりんです。
約5ヶ月振りに訪れた秩父!
スタートからの色々なアクシデントの度に、妹はケロッと、じゃあこうしましょ〜!と、どんどん突き進んで行きます!
本当に頼もしい妹です♪
札所3番常泉寺から札所4番金昌寺までは、約1キロ、徒歩で約20分ほど。
途中の横瀬川に掛かっている、歩行者専用のふるさと歩道橋を渡ります。

平坦な道なので歩きやすくて、妹とおしゃべりしながら進むことができました♪
壮大な仁王門にビックリ!
道なりに進んで、細い道の突き当たりを右に曲がると、少し先の正面に、不意に金昌寺の壮大な仁王門が現れます!

仁王門の手前の左側には、六地蔵が並び、巡礼者を迎えてくれます。

楼門形式の仁王門て、2階部分には五百羅漢などが並んでいます。
まず目に飛び込んで来るのは、長さ2メートルほどの大きなわらじ!
昔は、お遍路旅はオール徒歩でしたから、健脚で回れますようにという願いを込めて奉納されたものだそうです。
仁王門の左右には、像高7尺(約2.1メートル)あまりの秩父札所最大の金剛力士(仁王像)が安置されています。

金昌寺での小坊主さんは、納経所の案内をしていました。

沢山の石仏達が迎えてくれます。
仁王門をくぐると、どこを見ても石仏が立ち並んでいます。

本堂に向かう石段の両側にも、数えきれないほどの石仏群!

総数は1319体、そのほとんどは1700年代に寄進されたものだとのこと!
お地蔵さんだったり観音様だったり羅漢像だったり……埼玉県の指定文化財になっているそうです。

石段の途中の右側に、ご本尊の十一面観世音を安置した観音堂があります。

酒樽の上であぐらをかき、右手に徳利、左手で大きな盃を頭にのせたおどけた姿の酒呑地蔵には、思わず笑みがこぼれます!

石段を挟んで酒呑地蔵の向かい側には、お蕎麦屋さんがあります。
金昌寺とは関係があるのでしょうか?

この日は沢山お客様がいて、ほぼ宴会のように賑やかで、ちょっとお寺の境内には似合わないな……と残念でした……
さらに石仏達の中を上がって……

江戸時代中期の建造物の本堂が見えて来ます。

本堂の周りにも沢山の石仏達が立ち並んでいます。

子育て観音の慈愛溢れる姿にうっとり♪
本堂は、正面3間の宝形造りで、回廊の右側には、有名な子育て観音が安置されています。

膝に抱く赤ちゃんに乳を飲ませている母親の姿の観音像!
その優しさ溢れる微笑みと眼差しと、無邪気に乳を飲む赤ちゃんの姿は、幸せそのもの!!!
寄進者は、江戸時代の吉野家半左衛門という人で、やっと授かった子どもと妻を失い、その供養の為に、生前の母子の姿を浮世絵師に下絵を描かせて建立したそうです。

江戸時代に彫られた石仏とは思えない写実的で艶やかな観音像で、手の届くところにあるので、そっと頬や赤ちゃんの頭に触れたりする参拝者も多いとのこと♪
建立の背景を知ると、とても切ない気持ちになりますが、観音の慈悲にすがる思いはいつの時代も同じなんだとしみじみ思いました。
子育て観音の横の階段状の道を上がっていくと、六角堂があります。

この六角堂には、江戸時代作寄木作りの役行者の像が安置されています。

仁王門の外には、大きな駐車場があり、奥にはトイレの建物があります。

トイレの建物の前にベンチがありました。
乗る予定のバスの時間まで余裕があったので、そこで妹が作って来てくれたゆで卵を食べながらひと休みしました。
元気なウォーキングのために必要なタンパク質と塩分を補給するのに、ゆで卵は最適なんです!
仁王門の右側にある納経所で御朱印をいただきました。

沢山の石仏達の、春の桜の下の姿、夏の日差しの中の姿、秋の紅葉の中の姿、冬の雪を被った姿……四季折々の姿を見てみたいと思いました。
お遍路旅のもうひとつの目的は⁈
前回のお遍路旅で、時間の都合で実現できなかった秩父名物の蕎麦をいただくこと!
今回はしっかり余裕を持ってバスで西武秩父駅まで戻り、駅の近くの田舎屋さんに伺いました。

早速、天ぷら蕎麦を注文♪

シニアは本当に天ぷらが好きですね〜(^。^)
エビ、キス、舞茸、茄子、大葉にみょうが!
みょうがは2個ありましたが、写真を撮る前に、うっかりひとつ食べてしまいました…本当に美味しそうだったもので……(^-^;

もちろんお蕎麦もとっても美味しかっです。
ご馳走様でした♪
沢山の反省点!
西武秩父駅に戻り、特急のチケットを購入しました。

帰りは無事に特急に乗ることができました!
早速、おやつタイム&反省会(^_-)

今回は、ハプニングというよりもアクシデントだらけでした!
朝のバスの遅延のせいで、予定していた特急に乗ることができなかったのは、むしろ普通電車の快適さを知る事ができて良かったと思いました。
残念だったのは、1番会いたかった天然記念物の金木犀に会えなかったこと!
もっと良く検索すれば、10年以上も前に枯れてしまっているという事実を知ることができたかもしれません。
時間とお金を無駄にしてしまったことは、大きな反省点です。
駅の近くに、秩父観光情報館がありました。
そちらで事前に聞いておけは、今回のような失敗はしないですんだでしょう!
こちらではレンタサイクルもあります。
札所に関する沢山の情報やパンフレットもあるとのことなので、次回は西武秩父駅に到着したら直ぐに、こちらを訪れてみたいと思っています。
私は本当にハプニングに弱くて、はらはらオロオロしてしまいますが、その度にケロッと臨機応変に乗り越えて行く頼もしい妹のおかげで、楽しく充実した旅になりました♪
これからもしっかり付いていきますので、妹よ!どうぞどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
付録:西武秩父駅のトイレ事情
トイレの情報はとても重要だと思っているので、私のブログでは、出来るだけ積極的に、掲載して行くつもりです。
西武秩父駅には、改札口の向かい側にトイレがあります。
女性用は、洋式と和式が2つずつ、4つのトイレがありますが、かなり古いです。
それに、時間によっては、電車の到着後など、長蛇の列になる事もあります。
西武秩父駅には、西武秩父駅前温泉 祭の湯が隣接していて、手前のお土産が並ぶ物販エリアを進むとフードコートになるのですが、その間にトイレがあります。

女性用は、洋式9個がずら〜っと並んでいて、新しく広めで、とても使いやすいです。
西武秩父駅でトイレを使う時は、改札口を出たら徒歩数分なので、祭の湯の方を目指した方が賢明です。
そして今回は、NIKEのエアリフトのおかげで、疲れ知らず痛み知らずで歩き続けることができました!

今回、アクシデントがなければ、4つの札所を巡ることができたと思います。
リサーチと準備の大切さをあらためて痛感しました!
でも、そこはシニアののんびり旅♪
とにかく無理をしないで、楽しいお遍路旅をして行きたいと思います。
次回はぜひ、紅葉の秩父を訪れたいですね(^o^)/*
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