ごきげんよう!ゆみりんです。
ずっと行きたかった秩父札所巡り!
ようやくこの日を迎えることができました!
秩父札所34ヵ所を、何年掛かるか分かりませんが、妹と二人で巡りたいと思っていました。
なかなか妹との都合が合わなかったり、体調がいまいちだったり、お天気が心配だったり…
もうひとつ憧れの特急ちちぶラビューに、所沢駅から乗って西部秩父駅を目指します。

約1時間の超快適な旅でした。
札所を巡る方法はどうしよう?

西部秩父駅から札所を巡る方法は色々あります。(ちなみに他の駅から巡る方法もあります。)
私達は、各寺の最寄りのバス停までバスで行き、そこから徒歩で行く予定ですが、中には1番近いバス停からも相当歩かなければならない所もあるようなので、その場合はタクシーを使おうと思っています。
大体どこの札所にも駐車場があるので、車やバイクで回る人も多いようです。
予約制のバスツアーはとても人気のようですし、ちょっと金額は貼りますが、貸切のタクシーで回るコースもあるようです。
レンタサイクルを使うことも可能とのこと!
全部を徒歩でという強者はほとんどいないと思いますが、大昔は、巡礼旅は徒歩が当たり前だったはず…頭が下がりますね!
回る順番も、決まっている訳ではないそうですが、巡礼のための用具が、札所1番四萬部寺(しまぶじ)で購入出来るそうなので、まず四萬部寺に行くことにしました!
私達は、四萬部寺へはバスで行くので、まずはバスの時間をチェック!

定峰行きだとバス停栃谷で下車して徒歩10分、皆野行きだとバス停札所1番前で下車して徒歩3分。
今、ほぼ11時…何と、定峰行きは11時40分、皆野行きは12時30分になってしまいます…口があんぐりと開いてしまいました…
こんなにバスの本数が少ないなんて、聞いてないよ〜と言いたいくらい!!!
四萬部寺の周辺には飲食店は無さそうなので、駅に隣接している祭の湯温泉の中のフードコートで早めのランチを取って、11時40分初の定峰行きに乗ることにしました。
麺食いの妹は、チャーシュー麺、私は秩父名物の豚みそ丼!


でも、時間が無くて、私は半分くらいしか食べられませんでした…とても美味しかったのに残念です…
札所1番四萬部寺に到着!
無事にバスに乗って25分ほどで、栃谷に着きました。
そのバス停から徒歩10分くらいとガイド本にはありました。
降りてすぐに、妹と地図を広げていたら、バスの運転手さんがバスの中から、「札所1番ですか?」と声を掛けてくれました。
とっさに、「あ、はい!」と答えると、「来た方にちょっと戻ってそこの信号を右ですよ!」と教えてくれました。そして、良かったら〜と、秩父バスルートマップという冊子も渡してくれました!
何て優しい〜♪
教わった通りに歩き、10分は掛からず、札所1番四萬部寺に到着しました!
時刻は、12時15分でした。

階段の先のこじんまりとしてますが風格を感じる山門をくぐって境内へ!

どこの札所でも、この小坊主さんが出迎えてくれます!
境内に入ると思ったよりも広くて、正面の最も奥に、埼玉県指定の有形文化財の指定を受けている本堂が見えます。


参道の左側の八体尊像は、まるで巡礼者を迎えてくれているみたい!

鐘楼は、別名平和の鐘とあり、太平洋戦争に出征していった秩父出身の英霊たちの供養のために建立されたものだそうです。
納経所は巡礼初心者の強い味方!
参道の右側にある納経所!初心者の方はまずここを訪れましょう!

こちらの納経所では、巡礼の衣装や用具を販売しているので、とりあえずこちらに行けば、必要な物を購入できますし、分からないことも教えてもらうことができます。

私は、納経帳とカバー、納め札、そしてお参りの際に必ず必要なろうそくやライター、お線香などを購入しました。

妹は迷わず、金剛杖を購入していました。私は最初は必要無いと思ったのですが、結局、購入することにしました。杖の上には、熊避けの鈴が付いていて、全長は128センチあります。
お店の方達はとても穏やかに色々なことを教えてくれます。
納め札への願い事の書き方が分からなかったので、教えていただきました。
私は、昨年亡くなった両親の供養と感謝を…
妹は、脳梗塞で倒れて5年の介護の末、一昨年亡くなった旦那様の供養を…
心を込めて記入しました!

こちらで販売している納経帳は、あらかじめ札所順に印刷されたページに、御朱印をいただくことができます。私達は、持ち運ぶので少しでも軽い物をということで、和紙綴じの物を購入しました。
納経所は、受付時間が、各寺とも決まっているようです。
3月から10月は8時から17時、11月から2月までは8時から16時までということなので、せっかく行ったのに御朱印をいただけなかったなんてことにならないように注意しましょう。
いよいよ四萬部寺本堂へ!

ここは、堂内に上がって参拝できます!
まず本堂のまえの香炉で、お灯明とお線香をあげさせていただきます。
ちょうど団体の巡礼さん達が参拝を終えた後で、妹と二人だけで本堂に上がることができました。
中は撮影禁止なのが残念ですが、中央の鏡天井に描かれている、狩野派の絵師、常耀(じょうよう)が描いたと言われている龍にご対面できました!
ご本尊様は、聖観世音菩薩で、午年のご開帳の時以外は厨子に安置されています。でも、お前立ちの観音様がお迎えしてくれます。
初めて二人で般若心経を唱え、いよいよ巡礼旅が始まったのだ!!!と、とても厳かな気持ちになりました!
本堂の左側には、撫で仏様がいらっしゃいます!自分の身体の病んでいるところと同じところを撫でると、治癒すると言われています!
思わず、妹と、多分高さ50センチくらいの仏様を撫で撫で!!!ほぼ全身(?!)撫でまくりさせていただきました!

撫で仏様の奥には、おたすけ観音様がいらっしゃいます!

病気や困りごとからお助けくださる、霊験あらたかな観音様で、高さは多分1メートルくらいの、スリムで、とにかく美しさに見惚れてしまいました♪
観音様の前で手を合わせていると、時間がスローモーションで動いている感じがして、いつまでも前に座っていたいと思えました。
時刻は、ほぼ13時!
四萬部寺で充実した時を過ごすことができて、この後へのパワーもチャージできました!
予定では、ここでタクシーを呼んで札所2番の真福寺に向かうつもりでしたが、俄然、歩くモードにスイッチが入り、このまま徒歩で目指すことにしました!
札所2真福寺に向けて、レッツゴー!!!
【秩父札所巡り・その2】に続きます♪
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