ごきげんよう!ゆみりんです。
我が家の敷地の西側に、毎年ほんの少しですが、蕗(ふき)が生えます。
昨日、夫が収穫してくれました。
今年は、葉を取って測ったら約1200グラムありました。
蕗の下処理
まず蕗に塩を振って板ずりにするのですが、いつも母の手を思い出しながら、すりすりします。
決して大きくはない手で押さえて、満遍なくしっかりとすりすりする様は、流石だな〜と思ってました。
母が健在の頃は、毎春、蕗の下処理をしてくれてましたが、いつの頃からか、私の仕事になっていました。
板ずりすることによって、蕗のスジ(外皮)が剥きやすくなったり、蕗の色を鮮やかにしてくれるんですね!

大きめの鍋で板ずりをした蕗を塩が付いているまま茹でますが、我が家の30センチの鍋でもこの通り…はみ出してしまいます。

まず根元の方から入れて、少し柔らかくなってから、曲げながら鍋に収めて行きます。
結構コツが要りますが、絶対に曲がってくれるので、ひたすら頑張ること!

私は全部お湯の中に浸ってから3分くらい茹でますが、今回はちょっと茹で過ぎかも…💦
その後、冷水に取ってさまします。
ひたすら剥き剥き…
蕗の下処理で一番大変な外皮取り…
早速、夫も手伝ってくれました。

二人とも眼鏡の上にさらにハズキルーペを掛けて、スタートです!
蕗のハジを親指の爪で何本か5センチくらい剥いたら、全部を一緒に下に引っ張るときれいに剥けます。
暖かくて、キッチンの窓を全開にして、春風を感じながら剥き剥き!
近くに竹林があるので、春は鶯がうるさいほど鳴きます。
ホーホケキョ…ケキョケキョ♪
ひたすら手を動かしながら、夫との会話はほぼ「株」の話し。
少しずつですが、にわか勉強の成果が表れてるように思います。
約30分掛かって、蕗の外皮剥きが終わりました。
これからは、夫とのこの共同作業も、我が家の春の風物詩になることでしょう!

後は、一晩水に晒して、数回水を変えながらアクを抜きます。
夫の好きな炒め物!
一晩たったら、蕗をザルに取り、良く水気を切ります。
一回に使う量に小分けして冷凍できるので、とても便利です。
蕗は、定番の煮物だけでなく、我が家ではお味噌汁の具にも良く使います。
今日は、夫の好きなおアゲさんとの炒め煮を作りました。
作り方は、蕗、アゲ、鷹の爪をごま油で良く炒め、お砂糖を少し、みりん、出し醤油で味付けするだけです。
日持ちもするので重宝します。

春は、蕗をはじめ香りの良い野菜が楽しめますね!
我が家でも、蕗の薹やタラの芽の天ぷら、竹の子ご飯、菜の花のお浸し、うどのサラダやきんぴら、せりのごま和え、のらぼう菜の辛子マヨネーズ和えなど、春の香りと共に食卓を飾ってくれます。
移り行く季節を愛でる…
これって、「老い楽」道の極意かも!!!
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